トライアスロンに挑戦!苦手なバイクも克服できる練習会へ!

自分の身体を徹底的にいじめ抜くのが、トライアスロンという競技です。

水泳やランニングが得意な方が挑戦することも多いと思いますが、意外と難しいのがバイクなんです。

スポーツ自転車は、技術やトレーニングだけでなく、性能についての知識も速さを左右するので、体力があればどうにかなるものではありません。

もし、バイクのタイムが縮まらず悩んでいる方や、これからトライアスロンを始める初心者の方がいたら、ぜひ練習会に参加してみてください!

トライアスロンとは?スイムではどんなことに気を付けるのか

トライアスロンは、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(長距離走)の3種目が詰め込まれた競技です。

年齢や性別は関係なく挑戦でき、トレーニングに耐え抜くタフな精神力を磨くことができるので、その過酷さにもかかわらず、やりがいのある「競技スポーツ」として人気があります。

過酷すぎると尻込みしてしまう方は、短距離や「スイム」「ラン」だけの大会から始めるのがおすすめです。

この記事では、バイクの練習会に焦点を当てますが、その前に、簡単にトライアスロンの予備知識を書いていきます。

それぞれの種目について、ご存知の方もそうでない方も、おさらいしておきましょう。

〇スイム

単純に「泳ぎ」と言うと簡単そうですが、怪我やトラブルが起きやすい種目です。

普段、海で練習できない方は、潮の流れや水温の変化に戸惑うことがありますので、負荷をかけた練習が効果的になります。

また、選手同士でぶつかることも珍しくありませんので、わざとぶつかって競う練習をするのもいいでしょう。

さらに、ウェットスーツやキャップを付けると感覚が変わるので、すべて着用して泳ぐ練習も必要です。

トライアスロンは、どの種目であっても、予想もできない危険な状況に巻き込まれる可能性がありますので、事故を防ぐためにも、十分な練習・準備をしなければいけません。

トライアスロンのバイクとランはどんな種目?

引き続き、トライアスロンの種目についてご説明します。

〇バイク

スイムの後で、体が冷えた状態で走り始めなければいけません。
練習していても、興奮と疲労で、ふらつくことも十分考えられます。

血圧が上がることによって心臓への負担が増え、前傾姿勢になるため呼吸も難しく、操作を誤って事故を起こしてしまうこともあります。

また、コースは、一般公道や施設内に特設されていますので、監視や規制があっても、突然コースに歩行者が現れてぶつかってしまうということも起きています。

ですので、しゃにむに走るのもいいですが、必ず「前方注意義務」を守りましょう。

やむを得ず、転倒することになってしまったら、ハンドルに手を残したまま体を丸めることを意識できると、頭を守れますし、骨折する確率も減ります。

〇ラン

スイムとバイクをクリアしてから走るため、普通のマラソンとは違い、早歩きで体力の回復を待つ方もいます。

また、頑張りすぎてしまい、倒れたり、リタイアするケースもあります。

水分補給の際には、塩分が含まれている飲み物を選びましょう。

このように、トライアスロンは危険がともなう種目なので、練習会などに出てベテランの方のお話を聞くことは大切です。

トライアスロンの練習会に参加したい!どこに申し込む?

それぞれの種目の注意点については、ご理解いただけたでしょうか。

では、次に、トライアスロンの練習会についてご紹介します。

トライアスロンの練習会は、ショップでも開かれていることが多いので、トライアスロンバイクを購入される際に聞いてみるのが一番安心かもしれません。

また、インターネットで検索すれば、トライアスロンスクールがたくさんヒットします。
初心者でも丁寧に指導してくれるところもありますので、連絡してみてください。

さらに、市町村のトライアスロン連合で、定期的に練習会が行われています。

ちなみに、日本トライアスロン連合(JTU)のサイトを見ると、トライアスロンについての最新情報や成績などを知ることができます。

ぜひ、のぞいてみてください。

ランキング上位の選手の晴れやかな表情を見たら、「いつか自分もトップ選手になりたい」と感じるかもしれません。

気軽に練習会に行こう!便利アプリ

トライアスロンの練習会は、探せばいくらでも見つかります。

しかし、それだけにどこがいいのか迷ってしまうかもしれません。

スクールやサークルによって雰囲気は違いますし、とりあえず飛び込んでみるしかないのですが、「心が決まらない」という方には、こんなアプリもおすすめです。

〇Sharetter(シェアッター)

これは、イベント招集に使われているアプリで、その中にはトライアスロンの練習会の情報もあります。

そして、トライアスロンスクールの代表の方が主催しているきちんとした練習会もありますので、安心して参加できます。

もちろん、バイク初心者が準備するものから学べる練習会もあります。

ショップに行ったり、ネットで見つけたスクールに申し込んだりすることなく、手元にあるスマホの操作だけで気軽に練習会に参加できるのがメリットですね。

また、ユーザー登録の際に身元確認するシステムなので、身元が分からないような人が集まるということはありません。

新しいアプリですが、スマホで簡単・安心にイベントに参加できるので、人気がどんどん高まっているようです。

練習会に参加する前に!トライアスロンのバイクの練習方法

では、トライアスロンの練習会に参加する前に、バイクの乗り方の注意点について、知っておきましょう。

・体重のかけ方に気を配る

前傾姿勢で、ハンドルとペダル、サドルの3点に体重をかける乗り方になるので、ママチャリのようにサドルにどっかりと腰かけてはスピードは出ません。

一方、ロードバイクレースでの乗り方ともまた違い、スイムの後で体力が奪われた状態で必死にこぐので、きれいな姿勢にばかりこだわるというわけにもいきません。

速い選手の走りを見て、技術を盗む努力が必要です。

まずは、無理せずに、ハンドル位置が高めのアップライトポジションで練習しましょう。

・ペダルの回転運動を意識する

力いっぱい踏むと速くなりそうですが、ペダルの回転軸の最下点まで踏み込むと逆にパワーロスになります。

これは、慣れていくと自然とわかりますが、効率のいい乗り方は、踏む・こぐというより、回す・腿上げするという感覚に近いのです。

この動作は非常に体力を消耗するので、ずっと意識できるわけではありませんが、体幹を鍛え、少しずつ練習していくといいでしょう。

バイク上達を目指して!ポイントになること

ここまで、トライアスロンのバイクの乗り方の注意点についてご説明しましたが、これは、ある練習会で学んだことです。

教科書通りではない、経験に裏打ちされた情報を知ることができるので、1人で練習するより練習会やスクールに参加した方が、上達が早い、ということは言えると思います。

そこでは、他にも、バイクを練習する際にポイントとなることを教えていましたので、ご紹介します。

参考にしてみてください。

・基本的なフォームを体に叩き込む

少しでも疲れにくいフォームを覚えておきましょう。
練習の際には、公道よりスポーツクラブやスタジオなど、落ち着いた場所で行う方がいいです。

・シンプルな練習

一度にいろいろなことを覚えるのではなく、一つ一つシンプルに覚えていきましょう。

「フラットペダルに慣れ、しっかり回せるようにする」、「テンポ・バランスに気を付けてペダリングしてみる」など、自分の実力を見極めて練習するのがおすすめです。

練習会に参加すると、ベテランの方が親切にあれこれと教えてくると思いますが、速く走る感覚というのは自分でつかむものです。

自分の体としっかり向き合い、レベルアップを目指してください。

トライアスロンの練習会に参加しよう

トライアスロンの練習会は、1人では気が付かないことも学べますし、同じ目的を持つ仲間ができますので、ぜひ参加してみましょう。

また、知っておくと上達の手助けになることをご紹介しましたので、参考にしてみてください。

とはいえ、人とのふれあいも大切ですが、根性とトライアスロン愛がなくては続けることはできません。

インターネットでも動画を見て学ぶことができますので、自分に合った練習方法を見つけられるといいですね。