mtbレース「セルフ・ディスカバリー・アドベンチャーin 王滝クロスマウンテンバイク」通称王滝レースは、人気のあるレースで、一度は参加したいと思われる方もいるのではないでしょうか?
今回は、その王滝レースでも中間の42kmについて、ご紹介していきます。
初心者に向けて、準備すべきものや、注意点などお話していきましょう!
mtbレース、王滝とは!?42km編
セルフディスカバリーアドベンチャー王滝は、mtbに乗っている人であれば1度は耳にしたことがあるレースの名前なのではないでしょうか。
開催は年2回、春は5月開催で100kmと42kmと20kmと3クラスあり、秋は9月開催で120kmと100kmと42kmと20kmというように1クラス多くて全部で4クラスとなります。
出場者は平均して450名から500名くらいになります。
申し込みは42kmのクラスであればギリギリでも間に合うと思いますが、早めのほうが良いでしょう。
早めに申し込むことで、申し込みをし忘れることがなくなるでしょう。
受け付けは前日だと13時から18時です。
当日だと4時30分から5時30分の1時間です。
そして前日の17時30分からレース説明会があるので、その前は混み合うと思って間違いありません。
それでも、42kmクラスは受付が別なのでそこまで混まないでしょう。
そして当日の朝に受け付けにしようと考えている人は、ゼッケンの取り付けなどの準備があってバタバタするので、なるべく早く申し込みすることをおすすめします。
王滝mtbレース、42km編!宿泊やトイレに注意!
王滝mtbレースに参加するというのであれば前日入りして宿泊するのがおすすめです。
宿泊は王滝村にある民宿やペンションを利用すると良いでしょう。
しかし、レース関係の人をすべて合わせると1000人を超えることになるのでレースが行われる数ヶ月前にはそれら宿泊施設は予約で埋まってしまいます。
宿の予約に関しては早めに予約することでしか対策できないので、早めに予約するようにしてください。
それから王滝の会場となる松原スポーツ公園でキャンプする人がいますが、本来はキャンプ禁止の場所なのでキャンプしないでください。
そのため、宿泊施設の予約ができないとなると車中泊という選択肢が有力でしょう。
トイレに関しては、松原スポーツ公園のトイレがあります。
常設のトイレが2ヵ所あるのですが、朝の混雑は有名で、時間がかかることになるので気をつけてください。
また、1ヵ所は王滝御殿の近くにあって、その先に野球場のトイレがあるのですが、そこは使用禁止であることが多いので期待しないでください。
あとは、仮説のトイレが10個ほどあります。
また、42kmクラスのスタート地点に3台の仮説トイレがあり、そこなら6時くらいから数名が並んでいるだけになるので10分ほどくらいで利用できると思います。
たまに紙が切れていることもあるので、持参のポケットティッシュは必須です。
ちなみにレース途中にも仮説のトイレがあります。
王滝mtbレース、42kmを走るときの整備は?
王滝mtbレースに参加するのであれば、装備を整えておくと良いのですが、それはクラスによって異なります。
また、当日までに同じような距離を走行してみて必要そうな道具を検討しておくことも大切です。
個人によっては必要な物が異なるでしょうし、また距離によって必要になる物が変わってくると思うので一概に必要な道具を挙げることは難しいです。
それでも必要なものを挙げるとするなら、たとえばよくパンクしてするという人なら、交換用チューブ、そして携帯ポンプを用意しておきましょう。
他に体力の消耗が心配というのであれば、エナジードリンクやエナジーフードを持ち込むようにしましょう。
また、王滝mtbレースが行われる5月や9月は夜と昼間の温度差が大きいです。
そのため、朝は寒くて、昼間は暖かいということになるので、気温に敏感な人は防寒対策が必要になるでしょう。
レースに慣れていない人は、それら装備を多めに準備しておくことをおすすめします。
42kmのコースであれば、水分補給用のボトル2本、補給食数個、パンク補修パッチ、交換用チューブ1本、携帯ポンプ、ウィンドブレーカー、それらの装備が完走につながるでしょう。
しかし、それはあくまでも一例です。
個人差もあるので必ず自分で持ち込む道具を検討するようにしましょう。
王滝レースはトラブルが付きもの!対応策とは
王滝mtbレースには、トラブルがよくあります。
それは42kmのクラスに限ったことではありません。
走行中にネジが緩んだとか、チェーンが切れたとか、ブレーキパッドが磨り減っていてブレーキが弱くなったとか、普通では考えられないようなことがまたまたレースのタイミングで起こってしまうものです。
また、そういうトラブルは日頃は起きないから気をつけていなかったことが原因でもあります。
そのため、トラブル対策としてはレースに参加する前の十分な整備が重要です。
普段は見てないところもよく整備しておきましょう。
また、ショップに王滝レースに参加することを伝えて整備してもらうのも一つの手です。
しかし、整備を万全にしたとしてもトラブルは起きてしまうものです。
そのため、トラブルに対応できるようにミニツールやチェーンカッターを持ち込むことが最大の対応策でしょう。
そういった装備はトップを走る選手たちも携帯しているものなので、それに習って携帯しておきましょう。
それからmtbはフルサスペンションバイクがおすすめです。
走行中の振動が軽減されるので、身体への負担を少なくなります。
さらにサドルもクッション量の多いものを選択すればより身体の負担が減るでしょう。
王滝レースに対応する補給食は?
王滝mtbレースは長時間バイク走行するレースです。
そのため、多くのエネルギーが必要になります。
そこで途中で補給食を食べることがおすすめで、補給食を用意しておくことで完走につながるでしょう。
水分はコース上で追加補給することもできるのですが、エネルギーを補給できる軽食は最初から持ち込んでおいた方が良いです。
メインの補給食としては、ドリンクやジェルがおすすめです。
固形食は、サブとして用意しておきましょう。
固形食は、包装を外すのが面倒で、一口が大きくて口の中が一杯になり、呼吸し難くなることがあります。
それがドリンクやジェルなら喉越しが良いですし、一口も大きくなりません。
さらに呼吸しやすいので良いことばかりです。
それから羊羹もおすすめです。
羊羹は片手でも食べれて、携帯しやすく、使い勝手の良い食べ物です。
また、食事の頻度はジェルなら30分に1度、固形食なら1時間に1度くらいにしておきましょう。
そのような頻度でエネルギーを切らさないように42kmなどの自分が参加するクラスの完走を目指しましょう。
それからレース中のゴミは必ず持ち帰ってください。
ポイ捨ては絶対にダメです。
王滝mtbレース、42kmのコースの流れを知ろう!
王滝mtbレースの42kmを完走するには、コースを知っておくことも大切になります。
5月レースの場合は、最初の舗装路8kmくらいが大切になります。
その間にトップに離されてしまうと追いつくことができなくなるからです。
それからダートに入るわけですが、坂を5kmほど登って、下った後に再び舗装路になります。
舗装路でも登ることになって再度ダートになり、チェックポイントとなります。
チェックポイントでは水を飲めますし、パワーバーを配っているので、完走目的なら小休止しておくと良いでしょう。
この補給をおすすめする理由は、この後に激しい登りが待っているからです。
下りは最後にやってきます。
下りで速度を出しながらゴールに向かえるわけですが、そこでちょっと注意です。
ゴールゲートがゴールではありません。
道を横切るグリーンのシートにゴールセンサーが取り付けてられていて、そこがゴールとなります。
そのため、ゴールゲートに猛スピードで飛び込むことはやめましょう。
また、9月レースならば、5月レースよりも簡単に感じます。
少し極端なことを言いますが、登って下って、再度登って下って、それだけで終わりです。
時間も30分くらい早くゴールできます。
コースは、最初の8km舗装路は同じですが、そこから三浦貯水池まで行ってからダートに入ります。
全体の印象としては、9月レースは下りの印象が強いです。
王滝レース、挑戦する前の準備をしよう
王滝レースは、過酷なレースです。
そのため、事前準備はしっかりと行っておきましょう。
始めて挑戦する方は、多めに準備しておくことがポイントです。
挑戦するたび、徐々に必要な装備が分かってくるかと思いますよ。
準備の中で、体調管理もしっかりと行ってくださいね!