通学に自転車を利用している学生も、多いのではないでしょうか??
実際、通学にかけている時間の平均はどのくらいなのでしょうか。
また、通学におすすめする自転車はどれがいいのか調べてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
自転車での通学時間の目安は30分以内!!
通学や通勤時に自転車を使っている家庭は全体の30%程度だと言われています。
特に高校生は自転車で通学している人の割合が最も高いと言われており、全体の50%は自転車で通学をしています。
自転車は近場なら公共交通機関や徒歩などで通うよりも通学にかかる時間が少なく済む上に、バス代や電車代がかからないというメリットがあるためこの世代で広く活用されています。
また、自転車はいつでも好きな時に乗る事ができ、ある程度の距離を早く移動する事が出来るため、交通の便が良くない場所に居住している人も通勤・通学で自転車に乗っています。
自転車で通学や通勤をする人のうち、自転車で35分以上かけて通勤する人は割と少なめです。
自転車を利用しての通勤・通学の平均時間は19.6分で、一番多いのが10分~20分程度となっています。
やはり、自力で自転車を走らせるのはそれなりに労力が必要ですから、あまり長距離だと仕事や学校の授業などに差し障るというのが原因かもしれません。
自転車は天候が極端に悪い時でない限りは、悪天候でも走らせる事が出来るため、公共交通機関と違って遅延する事が無いのが便利だと言われております。
そのため、電車やバスが遅れるのは困るという人にとっても心強いアイテムです。
長時間の通学はストレスに??何分以内が理想?
通勤や通学にかかる時間は、短い方が自分の時間が増えるため都合が良いです。
しかし、そう都合良く自分の住んでいる場所の近くに学校や職場があるとは限りません。
一般的に通勤や通学にかかる時間でストレスにならない範囲は50分~1時間未満くらいまでが限界だとされています。
それ以上の時間で我慢が出来るという人は全体の1%程度に過ぎません。
50分~1時間未満ならば音楽を聞いたりスマホなどで時間を潰せるので苦痛には感じない人も多いようです。
しかし、仕事などで疲れて帰宅する時の事を考えると、20分~30分程度の通勤・通学時間が理想だと思っている人も多く、通勤にあまり時間を取られてしまうのは時間の無駄だと感じている人が大半です。
公共交通機関の中でもバスの場合、日によって道の混み方が違ってきます。
そのため、通勤時間も長くなってしまう事が多いのがネックです。
バスで短時間で行ける距離ならば、自転車を使って移動をした方が時間がかなり短縮できる場合もあります。
バス代・電車代の節約にもつながりますので、天気が良い日には自転車通勤・通学にチャレンジしてみるのもおすすめですね。
通学用自転車を選ぶ基準とは①
自転車で通学する際に時間を短縮しつつムダな体力を使わないようにするためには、自転車のスペックがとても重要です。
適当な自転車を選んで失敗すると、自転車を漕ぐ際に大変な労力がいりますし、労力の割にスピードが出ないという結果になってしまう事もあります。
自転車を構成しているパーツはとてもシンプルですが、シンプルな中にも自転車メーカーの工夫が至る所に垣間見えます。
素材や設計、組み立ての丁寧さなどが自転車のスペックを大きく左右していますので、素材・フレームデザイン・チェーンやハンドルといった金属パーツの耐久力・ギアなどの可変パーツの精度や保護具合がとても重要なのです。
丁寧に作られ、良い素材を使い、様々な機能が付いていればいるほどそれが自転車の値段に反映されていきます。
そのため、1万円程度で購入できる自転車と3万円以上する自転車ではパーツの品質などで大きな差があります。
よくよく見ると太さや素材などに違いがある事に気付く事もありますね。
ブリジストンのアルベルトという通学用自転車は価格が4万円程となっていますが、価格を抑えて作られている1万円以下の自転車と比べると細かい部分までしっかり設計されています。
ワイヤーが内臓されているアルミフレームを使っていたりなど、様々な工夫が見られます。
通学用自転車を選ぶ基準とは②
自転車で通勤や通学をする際に時間を短縮できるように、少ない労力でスピードを上げて走らせられる事はとても重要ですが、その他に必要なのが自転車の安全性です。
自転車の強度や耐久性と時々勘違いしてしまう人がいるのですが、安全性はまた別の問題です。
自転車の強度は、自転車本体の耐久性の事で、自転車の安全性は、自転車を使用している人が安全に乗れるかどうかを表している言葉です。
ロードバイクやモトクロスなどは過酷な状況で自転車を走らせます。
しかし、過酷な状況に耐えうる強度の自転車に乗っていても、乗っている人が安全かというとそれは別の話なのです。
耐久性があるのはもとより、滑りやすい路などでも転倒しにくく、走行しやすいようにタイヤなどの性能に工夫が凝らされていたり、ブレーキが途中できかなくなったりしないようになっていたりしている事が大事です。
また、ハンドルを切った時に足がぶつからないようにだとか、夜間にライトの点灯をし忘れないように自動点灯の機能があるかなども重要な要素です。
自転車走行時のバランスのとりやすさなども考えて設計されている事が多いです。
長時間の通学にはクロスバイクがおすすめ
自転車で通学する際に長時間かかる人は、自転車のスペックを考慮しないと通学時間だけで疲れてしまいます。
短距離ならば価格の安いママチャリでもどうにかなりますが、長距離の場合にはコスパが良いクロスバイクを使うのがおすすめです。
マウンテンバイクとロードバイクの良いとこ取りをしたような自転車がクロスバイクで、長距離を速く走れるように設計されている自転車となります。
また、急な坂や段差でも楽に乗りこなせるマウンテンバイクの特徴も備えています。
もちろんママチャリに比べると値段は高いですが、その分簡単に故障したりしないので長く使う事が出来ます。
ママチャリは、途中で買い替えをしなければならない事も多いですし、毎日通学用として使用しているとそれなりに痛んだり故障したりします。
しかし、クロスバイクは時々自転車屋でメンテナンスをしてもらうと長持ちしますし、何よりママチャリに比べて少ない労力で通学や通勤をする事が可能です。
学校や職場に着いた時点で疲れていたら元も子もありませんので、楽に走らせる事が出来る自転車を使うのは何よりも重要です。
通学にもおすすめなクロスバイク。注意する点
自転車での通学や通勤は時間が短縮できるので便利なのですが、気を付けなければならないのが自転車の盗難です。
毎日自転車に乗っているとそれだけ自転車の盗難に遭うリスクも高まってしまいます。
また、鍵をかけ忘れてしまうと高確率で自転車を盗まれてしまいますので、たった一度の油断が命取りになる事もあります。
高価な自転車の場合は、カギをしっかりかけていたとしても目を付けられて盗まれる事も多いため注意が必要です。
高価なクロスバイクも人気が高く盗まれやすいですから、それなりに対策を施しておかなければなりません。
自転車を購入したら防犯登録をしっかりと行い、とても高価な自転車の場合はサドルの下の目立たない所にGPSを付けて追跡できるようにしておくのもおすすめです。
カギをかけ、チェーンをする癖をしっかり付けて盗まれないように気を付けましょう。
クロスバイクを購入する際は、専門店で購入すると色々カスタマイズできるため、出来ればそういった店で選んだ方が良いです。
タイヤやサスペンションをパンクやスリップしにくい仕様にする事も可能です。
通学用自転車を選ぶポイント
通学は毎日するものですから、安心で安全な自転車を選びましょう。
また、通学にかける時間は、30分以内が目安として覚えておくと良いでしょう。
長時間の通学は、ストレスにも繋がるので注意が必要です。
今回ご紹介した記事を参考にしてみてください。