小学校や中学校は徒歩で行ける距離でも、高校や大学は自転車で通う距離に・・・そんな方は多いのではないでしょうか。
通学自転車、どれも同じなのでしょうか。
それとも、オススメの自転車はあるのでしょうか。
今回は通学自転車選びに悩んでいる方のために、おすすめ自転車をランキングでご紹介します。
通学自転車を選ぶポイントPart1
学生の通学自転車を選ぶ時、まず考えなければならないのはカゴです。
大きな鞄が入る深さのあるカゴが良いでしょう。
小物類が落ちないメッシュ状の物なら一層安心です。
樹脂コーティングされたスチール製のカゴは、衝撃に弱くコーティングがはがれると錆びるので、耐久性が高いとは言えません。
ステンレス製なら、衝撃に強く錆びにくいのでおすすめです。
リアキャリアを装着して後ろカゴを付けても良いでしょう。
また、夜間走行時は、必ずライトを点灯しましょう。
これは法律により決められています。
ライトの種類は主に次の3つです。
電池で点灯するタイプ、車輪の外周部分でダイナモを回して発電するタイプ、車軸の中にダイナモが内蔵されているオートライトタイプの3つです。
通学用自転車なら3つ目のオートライトタイプがおすすめです。
暗くなると自動で点灯するので、点け忘れの心配がありません。
走りは重くならず静かですし、電池切れの心配もありません。
現在はLEDライトが主流ですが、電球のW(ワット)数や個数によって明るさが違うのでチェックしましょう。
ブリヂストンから、高輝度で視認性の高い1WのホワイトLEDを使用した「シングルパワー点灯虫」や、LEDを2個搭載した「Wパワープラス点灯虫」というライトを採用したモデルがあり、販売人気ランキングに入っていたことがあります。
また、部活や塾等、夜間自転車に乗ることの多い学生は、前照灯だけでなくテールライトも併用すると良いでしょう。
通学自転車を選ぶポイントPart2
自分にあった通学自転車のタイヤサイズを選ぶ際は、実際にまたがらせてもらうのが一番良いでしょう。
サイズの他、ホイールの材質によっても違いがあります。
アルミ製は軽量ですし、ステンレス製は丈夫で錆びにくい特徴があります。
スポークが太いものは強度が高いので、荒れた道を走る場合や、重い荷物を載せる事が多い場合に向いています。
また、自転車のトラブルといえば、パンクでしょう。
その中でも一番多いのはタイヤに充分空気が入っていないまま段差などを通過し、リムがチューブを傷つけてしまう「リム打ちパンク」です。
タイヤの空気は乗らなくても勝手に抜けていくので、空気圧は定期的にチェックしましょう。
ブリヂストンサイクルには、空気圧低下を知らせてくれる「空気ミハル君」を採用した便利な自転車もあります。
また、ノーパンクタイヤというものも、販売人気ランキングに入っていたことがあります。
このタイヤはその名の通り、パンクしないという特徴がありますが、中にウレタン等が入ったものですので、やはり空気入りタイヤに比べると走りが重く乗り心地が固いという弱点があります。
そして、自転車選びの中で最も重要なのはフレームを選びです。
フレームは自転車の骨格ですので、重要なパーツです。
ひとつの目安として参考にしたいのが「BAAマーク」です。
このマークが付いた自転車は厳しい耐久試験をクリアしたものなので安心です。
他にも、自社試験を課しているメーカーのもの(例えば、ブリヂストンサイクルの「タフフレーム」)もあります。
女子学生用、通学自転車おすすめランキング
おしゃれに敏感な年頃の女子学生が選ぶ、通学自転車おすすめランキングをご紹介します。
1位は、ブリヂストンサイクルのカジュナ・スタンダードです。
高性能はもちろん、雑誌セブンティーンとのコラボレーションした「かわいい」デザインで大人気です。
2位は、メイファ26インチ(外装6段変速)です。
アンティーク風デザインがオシャレです。
3位は、SHATIE(シャティー)2016モデル(荷台取付可能)です。
「お手頃価格で長く愛用できる」と人気です。
通学用自転車といえば、耐久性を重視し、重い上にデザインや色のバリエーションが乏しいものしかなかったのは、昔の話です。
今の通学自転車は、軽量で高性能なだけでなく、デザイン性も重視したものなっています。
また、オプションパーツなどを装着してカスタマイズすることもできます。
せっかく3年間乗る自転車だからこそ、安全で乗り心地が良いだけでなく、デザインに手を抜かない、お気に入りの1台を選んでもらいたいものです。
男子学生用、通学自転車おすすめランキング
男子学生が選ぶ、通学自転車おすすめランキングはこのようになっています。
1位は、ブリヂストンのステップクルーズです。
乗りやすいのに格好いいデザインが、おしゃれな男子学生に人気です。
2位は、ブリヂストンのアルベルト(2016年モデル)です。
定番人気のモデルで、フレームカラーが豊富です。
3位は、CORTEZ(コルテス)(アルミフレーム)です。
クラシックな色使いが恰好良く、6段変速機搭載で登り坂も楽に走れます。
男子は女子よりも性能重視で選ぶ傾向があります。
この頃の男子は身長も体重も大きく変化するので、途中で買い替える必要のない自転車が望まれます。
サドルの高さが調整できたり、部活で荷物が増えた場合に大きなカゴがつけられたり、その時の状況に合わせて対応できる自転車が良いでしょう。
アクティブは走りに負けない耐久性も必要です。
泥除けやライトなど、必要な装備は備えつつ、オプションパーツが豊富な自転車が、カスタマイズ好きな男の子には人気の傾向があるようです。
初心者の人気スポーツ自転車メーカーランキング①
初心者の人気スポーツ自転車メーカーランキング一位と二位をご紹介しましょう。
一位は、台湾のメーカー「ジャイアント」です。
世界最大の自転車メーカーであり、スポーツ自転車に乗る方なら誰でも知っているメーカーです。
1972年創業ですので、歴史はそれほど長くはありませんが、「初心者は必ずジャイアントには乗る」といっても過言ではないほど人気があります。
もし、これから自転車を始める方にどこの自転車が良いかと相談されたら、ジャイアントをおすすめすれば間違いないでしょう。
その最大の理由は、高性能なのに価格が手頃だというところです。
もともと他のメーカーの下請けだったので、技術力の高さは折り紙付きです。
世界最大というスケールメリットにより価格も抑えられ、初心者には最適と言えます。
そんなジャイアントの中でも特におすすめなのが、「AVAIL3」というモデルです。
この「AVAIL3」は身長145cmの方でも対応できるので、男女問わず乗れるという特徴があります。
重さ10kgという軽さも魅力です。
ブレーキはサブブレーキレバーを装備しており、楽な姿勢で乗ることができます。
カゴを付ければ通学自転車としても使用できます。
初心者の人気スポーツ自転車メーカーランキング②
初心者の人気スポーツ自転車メーカーランキング二位は、1976年創業の「トレック」です。
妥協のない製品作りにこだわるトレックの姿勢は、本格志向のライダーに愛されています。
素材からとことんこだわり、耐久性の高いフレームは世界一と言っても過言ではありません。
そんなトレックですが、入門クラスの自転車も作っており、通勤や通学でも使いやすいモデルもあります。
トレックの中でも特にお勧めしたいのは「Lyns 3」です。
この自転車はクロスバイクとMTBの両方を合わせた様な自転車です。
そのため、オンロードでもオフロードでも活用できる為、使用幅が大きいのが特徴です。
平日は通勤通学にも使用したいし、休日にはサイクリングを楽しみたいといった方には、一台でどちらの場面でも使用できるので最適です。
前後にディスクブレーキを装備しており、雨の日でも汚れに強く、安全性の高い高性能なバイクです。
街中での走行も問題なく、自転車そのものも楽しむ事ができる、欲張りなタイプといえるでしょう。
自転車選びに悩んだらお店の店員に相談しよう!
学生である期間は心身ともに成長する時期でもあります。
そんな学生時代を共にする自転車は、じっくり選びたいですよね。
どの自転車にすればいいか決められないという方は、お店を訪ねて、店員さんと相談しながら決めると良いかもしれません。
納得のいく一台を購入できると良いですね。