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サドルに乗っている際に痛いと感じる女性の悩みを解消する

2018.12.24

ロードバイクに乗る人には様々な悩みがあると思われますが、その中でも特にサドルに関してのことは多いのではないでしょうか。

また、女性ライダーの方は、サドルに座る際にお尻や股間が痛いと悩まれている方が多いと聞きます。

そこで今回は、サドルとお尻、股間の痛みについて、原因や解消方法を考えてみましょう。

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ロードバイクでお尻が痛いのはサドルに原因がある?

ロードバイクはロードレースの機材として開発されていますので、スピードや加速力が優先となり、快適性や安心感という部分はママチャリなどの一般車と比べれば二の次にされている要素です。

そのため、サドルもなるべく軽量にするため、座面を薄くするのが基本であり、そうなるとクッション性が出せなくなるので、硬いサドルになります。

お尻や股は身体の中でも柔らかくデリケートな部分ですから、硬いサドルの上に長時間座っていれば痛いのは当然のことです。

また、形状も重量の問題から座面を広くしたり、大きくしたりできませんので、細く狭いものになります。

サドルに限らず人間が座る際は、骨盤の外側にある「坐骨」が座面に当たり身体を支えるので、安定していられます。

しかし、座面が狭いサドルですと坐骨が外にはみ出てしまいますので、別の部分に圧が掛かり、股間付近が痛くなります。

特に女性は骨盤が横に広く、男性よりも坐骨が座面の外側にきますので、はみ出てしまう可能性も高くなります。

また、座面が狭いとお尻を自由に動かせず力が一点に集中するので、痛みが出やすくなるのです。

サドルに座る際にお尻が痛い現象は乗り方で解消できる可能性がある

前項では、ロードバイクでお尻や股間が痛い原因として、サドル自体の問題を取り上げました。

しかし、原因はそれだけではなく、自転車への乗り方でも痛みの出る具合が変わってくることがあります。

プロのロードレーサーは、お尻の痛みに悩む人は少ないと言われていますが、これは極端な言い方をするとプロはサドルに座らないからです。

これは、体重を掛けてどっかりと腰を下ろさないと言った方が分かりやすいかと思います。

とにかくプロは、体重をペダルやハンドルにも分散するので、お尻に過度な比重が掛からないので痛くなることが少ないです。

ハンドルやペダルにも比重を置くということは、前傾姿勢がきつくなるので最初の内は少し怖いですし、身体の柔軟性にも関わってきますので一筋縄ではいきませんが、こういった乗り方を心掛けるだけでも随分と違ってきます。

また、女性は相対的に体に柔軟性があり前傾姿勢を取りやすいはずなので、チャレンジしてみてください。

ただし、あまりサドルの前側に乗ってしまうと、今度は股間付近が圧迫されますので、あくまで座面にお尻を置いてペダルやハンドルに加重する意識を持ちましょう。

女性はよりサドルの痛み対策をした方がよい!

ここまでは、ロードバイクに乗っている際にお尻が痛い原因について考えてみましたが、女性特有のものもあります。

身体が柔軟ということは組織が柔らかいということでもあるので、男性以上に硬いサドルに対しては痛みが顕著になる可能性があります。

また、先述しました通り、坐骨がはみ出てしまう可能性が男性よりも高いことも影響は大きいです。

そのため女性の方は、骨盤をカバーできる広めの座面で、クッション性のあるサドルを選ぶとよいでしょう。

また、レーシングパンツやサドルクッションなども効果的です。

レーシングパンツはピチピチ感が苦手、と言う方もいらっしゃると思いますが、今はカジュアルなものも出ていますので、以前とはだいぶイメージも変わっています。

また、サドルの上にクッション性のあるカバーを付けるサドルクッションも、おしゃれなデザインのものなどもありおすすめです。

その上で、前項でお話しした乗り方に気を付けていけば、慣れていくに従いお尻の痛みはなくなっていくはずです。

股間の圧迫による痛みは女性にもある!

ここまでは、ロードバイクに乗る際のサドルが原因となるお尻の痛みについて、お話ししてきましたが、その他の部分が痛いという悩みも多いです。

以前から世界中で研究結果が報告されているのですが、自転車に乗る男性は、全く乗らない人と比較してEDになる可能性が高いと言われています。

自転車に乗る際には股間が圧迫されて陰部への血流が悪くなり、その状態が続いてしまうとEDになりやすいということらしいのです。

EDは血流の悪さだけが原因ではないので一概には言えませんが、自転車に乗る人がなる可能性が高いというのは見逃せないところです。

そのため、今は股間の圧迫を抑えるための、穴あきサドルが多くなっています。

1890年代にサドルの老舗「ブルックス」が既に開発をしていたという話がありますので、かなり以前から問題視されていたのでしょうが、近年はそこを重視するようになってきました。

しかし、EDという男性特有の症状を聞いてしまうと、穴あきサドルは男性固有のものと思われている節がありますが、そんなことはありません。

股間の圧迫は女性でもあり得ることであり、それが痛みに繋がっていることも少なくありません。

お尻や股間が痛い女性におすすめのサドル①コンフォートタイプ

それでは、ここまでのお話を踏まえ、お尻や股間が痛いことを解消できる可能性のあるロードバイク用のサドルをご紹介します。

【SELLE ITALIA(セラ・イタリア):レディー GEL フロー】

参考価格:¥12,852(税込)

サドル大国イタリアにあって、創業116年の老舗中の老舗メーカーです。

ちなみに、セラはイタリア語で「サドル」という意味なので、イタリアを代表するにふさわしい名前ですね。

こちらのモデルは女性用で、穴あきタイプになります。

非常に厚みのあるゲルパッド入りで衝撃吸収性に長けており、程よい弾力もあるのでペダルを漕ぐ際に妨げになりません。

穴が座面全体に開いているので、個人によって違う股間の形状にフィットしやすいですし、座面がフラットなので走行中にお尻の位置を動かしやすく、体重が分散できます。

また、座面の幅が最大160mmありますので、骨盤が広めの女性の方も腰の収まりに心配することがないかと思います。

コンフォートモデルは少し厚ぼったくなるので、ロードバイクに合わないということもありますが、こちらは比較的スタイリッシュなので違和感はないです。

お尻や股間が痛い女性におすすめのサドル②レーシングタイプ

前項に引き続き、お尻や股間が痛いことを解消できる可能性のある、ロードバイク用のサドルをご紹介します。

今は、女性のプロレーサーも多くいらっしゃいますし、アマチュアでもレースへの参加が多くなっていますので、レーシングタイプのサドルもご紹介しておきます。

【Specialized(スペシャライズド):Women’s Oura Expert Gel】

参考価格:¥16,200(税込)

世界複数のプロチームに機材を提供している、アメリカを代表する総合自転車ブランドです。

「ボディジオメトリフィット」という人間工学に基づいた、身体に合わせるというコンセプトを持つサドルの評価もとても高いです。

こちらは、レーシングモデルですが、ゲル入りの厚めのパッドで快適性も加味されています。

股間の圧迫に対しても科学的なテストが繰り返された中で、穴を開ける場所や面積が決められており、細かい配慮もされています。

スペシャライズドは座面幅がいくつかあり、このモデルは143mm、155mm、168mmから選ぶことができます。

【fi’zi:k(フィジーク):LUCE(ルーチェ) R5 S-alloyレール forウーマン】

参考価格:¥12,085

イタリアを代表するメーカー「Selle Royal(セラ・ロイヤル)」の超有名ブランド、「フィジーク」の女性専用穴あきサドルです。

カーボンで強化されたナイロンの下地を、マイクロテックスのカバーで覆い、衝撃吸収性を強化しています。

こちらも座面幅が144mm(レギュラー)、155mm(ラージ)から選択できます。

痛みを完全になくすのは難しいが対策はある!

今回は、主に女性の方に対して、ロードバイクのサドルが原因となるお尻や股間の痛みにまつわるお話をしました。

サドルそのものが原因であったり、ロードバイクへの乗り方でも痛みを防げることをお分かり頂けたかと思います。

少し厳しい言い方になりますが、サドルとお尻、股間の痛みは致し方ない部分もあるので、対策をしながら上手く付き合っていくと考えておきましょう。

 - サドル, 自転車のパーツ, 自転車全般