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アンカーに注目!人気ロードバイクメーカーと比べたサイズ感

2018.10.19

アンカーは日本のロードバイクメーカーです。

日本のメーカーであるため、そのロードバイクのジオメトリーは、日本人が使いやすいように設計されています。

今回の記事では、トレック、ジャイアント、フェルト、スコットの4社のロードバイクとジオメトリーの比較を行うことによって、アンカーのロードバイクの「サイズ感」を調べていきます。

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日本人向けのロードバイクを手がけるアンカー!

アンカーは、日本の自転車メーカーであるブリヂストンサイクルの、スポーツサイクルブランドです。

製品のラインナップはロードバイクを主力に、MTBやシクロクロスバイクや、トラック競技向けのバイクまで取り揃えています。

そのなかでも、アンカーのロードバイクのハイエンドモデルにあたる「RS9」は、日本のプロ選手の間で高く評価されています。

その性能の高さを証明するように、2016年の全日本選手権ロードレースでは、「RS9」を駆ったブリヂストン・アンカーの初山翔選手と西薗良太選手が、ワンツーフィニッシュを成し遂げています。

そして、アンカーのロードバイクは、高性能なだけではありません。

アンカーのロードバイクは、日本人の体型に合わせて設計されているため、海外メーカーのロードバイクにないフィット感を可能にします。

では、実際には海外メーカーのロードバイクと、アンカーのロードバイクのサイズ感はどれほど違うのでしょうか。

公表されているジオメトリーを参考にして、海外メーカーのロードバイクとアンカーのロードバイクの「サイズ感」を比較してみましょう。

アンカーのロードバイクのジオメトリー!

今回は、ロードバイクの「サイズ感」を主題としているため、サイズ感に直接影響をおよぼす、シートチューブとトップチューブの数値に注目し、補足としてヘッドチューブとホイールベースの数値を取り上げます。

比較対象のロードバイクとして、それぞれのメーカーから、ハイエンドクラス、ミドルクラス、エントリークラスの各クラスのロードバイクから1台を選出します。

なお、日本人男性の平均身長である170cmの方に最適なサイズのロードバイクを比較対象とします。

では、最初に基本となる、アンカーのロードバイクのジオメトリーを見てみます。

以下より箇条書きで、モデル名、サイズ、トップチューブ長、シートチューブ長、ヘッドチューブ長、ホイールベース長の順に記します。

・「RS9」490サイズ 535mm 490mm 120mm 979mm

・「RS8 EQUIPE」490サイズ 535mm 490mm 120mm 979mm

・「RL3 DROP EX」490サイズ 535mm 490mm 150mm 995mm

上から、ハイエンドクラス、ミドルクラス、エントリークラスの順に記しています。

このアンカーの数値を基本に、他社と比較を行います。

サイズ感は大きめ?トレックのロードバイクと比較

最初に、トレックのロードバイクと比較します。

以下よりトレックのロードバイクのジオメトリーを記します。

・「Emonda SLR9」 54サイズ 543mm 506mm 155mm 981mm

・「Emonda SL5」 54サイズ 543mm 506mm 155mm 981mm

・「Domane AL2」 54サイズ 542mm 500mm 160mm 1010mm

では、アンカーのロードバイクと比較します。

まず、3モデルとも、トレックのロードバイクはアンカーのロードバイクより、大きめに設計されているのが見て取れます。

ハイエンドクラス、及びミドルクラスのロードバイクに着目すると、トップチューブでは8mm、シートチューブでは16mm、それぞれトレックのロードバイクの方が大きく設計されています。

最大の相違点はヘッドチューブの数値で、トレックのロードバイクの方が、35mm大きく設計されています。

これは、同じ身長のライダーが乗車した際に、アンカーのロードバイクと比較して、ハンドルとサドルの落差が付き難いことを表しています。

また、ホイールベースに着目すると、「Domane AL2」は「RL3 DROP EX」より長めに設計されています。

そのため、エントリーモデルでもロードバイクらしい操舵感を求めるならば、「RL3 DROP EX」の方に分があります。

見た目は小さめなサイズ感のジャイアントのロードバイク

この章では、ジャイアントのロードバイクと比較します。

以下よりジャイアントのロードバイクのジオメトリーを記します。

・「TCR ADVANCED SL1」710サイズ 535mm 445mm 133mm 970mm

・「TCR ADVANCED1 KOM」445サイズ 535mm 445mm 133mm 970.3mm

・「CONTEND1」465サイズ 530mm 465mm 145mm 979.4mm

では、アンカーのロードバイクと比較します。

シートチューブとヘッドチューブの数値から、ジャイアントのロードバイクのトップチューブが、大きくスローピングしているのが見て取れます。

そのため、トップチューブをまたぐ際には、アンカーのロードバイクよりも小さく感じるでしょう。

しかし、ハイエンドクラス及びミドルクラスのヘッドチューブの数値は、ジャイアントのロードバイクの方が13mm大きく設計されており、乗車時には若干、ハンドルが高く感じると思われます。

ホイールベースに注目すると、3モデル全てにおいて、アンカーのロードバイクを下回っています。

そのため、ジャイアントのロードバイクの操舵感は、レーシーな印象を受けると思われます。

アンカーよりレーシーなジオメトリーを持つフェルト

比較対象となる、3社目のロードバイクメーカーはフェルトです。

以下よりフェルトのロードバイクのジオメトリーを記します。

・「Frame Kit FR FRD」510サイズ 530mm 465mm 115mm 975mm

・「FR5」510サイズ 530mm 465mm 115mm 975mm

・「FR60」510サイズ 530mm 465mm 125mm 980mm

では、アンカーのロードバイクと比較します。

まずは、ヘッドチューブに着目します。

すると、比較的短いヘッドチューブを持つアンカーのロードバイクより、さらにヘッドチューブが短いことが分かります。

また、トップチューブは5mm短く、シートチューブは25mm短く設計されています。

そのため、フェルトのロードバイクは、アンカーのロードバイクと比較した場合、だいぶ小さく感じると思われます。

ヘッドチューブとシートチューブの数値から考えると、ハンドルとサドルの落差を、アンカーのロードバイクよりも大きく取れます。

そのハンドルとサドルの落差は、見た目や、エアロポジションの観点でプラスの影響を及ぼします。

その反面、ロードバイクに乗車した際のポジションが、窮屈に感じるかもしれません。

異なるサイズ感のロードバイクを展開するスコット

最後に、スコットのロードバイクと比較を行います。

以下よりスコットのロードバイクのジオメトリーを記します。

・「ADDICT RC PRO」52サイズ 535mm 505mm 120mm 980.1mm

・「ADDICT 20」52サイズ 530mm 520mm 145mm 981.2mm

・「SPEEDSTER 40」52サイズ 530mm 520mm 141mm 981.2mm

では、ブリヂストン・アンカーのロードバイクと比較します。

ハイエンドクラスのロードバイクを、アンカーのロードバイクと比較すると、両者は似通ったジオメトリーであると見て取れます。

「ADDICT RC PRO」と「RS9」のジオメトリー上の大きな差異は、「ADDICT RC PRO」のシートチューブが15mm長い点です。

しかし、適正身長の人間が乗車すると考えた場合、このシートチューブの15mmの差が、大きな影響を及ぼすとは考え難いでしょう。

つまり、「ADDICT RC PRO」と「RS9」のサイズ感は、ほぼ同じであると言えます。

ミドルクラスの「ADDICT 20」は、エンデュランス向けのジオメトリーを採用しているため、「RS8 EQUIPE」と比較すると、トップチューブは5mm短く、ヘッドチューブは25mm長く設計されています。

そのため、「RS8 EQUIPE」と比較すると、アップライトな印象を受けるでしょう。

「SPEEDSTER 40」と「RL3 DROP EX」の比較には、ヘッドアングルの数値を用います。

「RL3 DROP EX」のヘッドアングルは72度であるのに対して、「SPEEDSTER 40」は74.5度と大きな数値です。

そのため、「SPEEDSTER 40」は、「RL3 DROP EX」と同じようなサイズ感でありながら、よりクイックな操舵感であると考えられます。

小さすぎないからちょうどいい

今回、比較対象に用いたロードバイクのサイズは、ロードバイクとしては、やや小さめのものでした。

海外メーカーのロードバイクは、やや小さいサイズを実現するために各部を切り詰めた結果、ポジションが否応なしにコンパクトかつレーシーになっていました。

しかし、アンカーの場合は、小さなサイズでも過度に切り詰めず、やや大きめに設計した結果、多くの日本人に最適なポジションの提供を可能にしています。

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