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ロードバイクのホイールは脱エントリーモデルを目指す!

2018.7.20

ロードバイクには、各メーカーが分類しているグレードがあります。

プロのレース機材にもなるハイエンドモデルから、初心者の方向けのエントリーモデルまであります。

それに伴ってフレームやパーツも差が付くわけですが、中でも顕著に違いが出るのがホイールです。

走りの質を大きく左右する部分でもあるので、ホイール選びは極めて重要です。

特にエントリーモデルの完成車付随のホイールから、最初に交換するときが大切なので、今回はそこに焦点を絞ってお話していきます。

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ロードバイクのエントリーモデルのホイールは重い!

ロードバイクのホイールは簡単に言えば、軽量になるほどグレードが上がり、価格が上がるという図式です。

ですから、パーツのコストを抑えざるを得ない、エントリーモデルの完成車では、重くて安価なホイールが付属していると考えてください。

ホイールの重量を決める最も大きな要素は、外周部分である「リム」の素材です。

軽量になるのはフレーム同様カーボンで、前後セットで平均1,000g前半、中には1,000gを切るものもあります。

しかし、とにかく高価で、最廉価モデルでも10万円台後半からになります。

極端すぎる例ですが、イタリアの老舗ブランド「ビアンキ」は、100万円以上の完成車にしか、カーボンリムのホイールを採用していません。

という事情を考えると、より現実的なのは、リム素材がアルミ製のホイールということになります。

軽量なものであれば1,300g台後半のものもありますが、最も販売数が多いゾーンは1,500g台です。

エントリーモデルは1,800g~2,000gが多く、完成車付属では2,200、2,300g台も少なくありません。

その代わり価格は1~3万円と、グッとリーズナブルになります。

ロードバイクのホイールは「完組み」か「手組み」

ロードバイクのホイールには、大きく分けて2つの製造過程があります。

ホイール単体として市場で販売されているのは、「完組みホイール」といいます。

そのホイールが最高の性能を発揮するために、パーツから専用設計になっています。

スポークの組み方に各メーカー独自の製法があり、デザイン性にも優れています。

一方、既存品のパーツを組み合わせるのが、「手組みホイール」です。

別々のメーカーのリムやハブを使うので、完組みホイールよりは性能が落ちますし、スポークの本数が多くなるので軽量にすることも難しくなります。

中には素晴らしい手組みの技術があり、完組みに負けないホイールを組めるメーカーもありますが、ごくわずかなレアケースです。

また、既存品を使うことで安価に製造することができるので、エントリーモデルの完成車は手組みホイールが多くなります。

こういった背景もあり、エントリーモデルのホイールは重く性能が劣るものが多くなってしまうのです。

市販のエントリーモデルホイール

エントリーモデルのロードバイクには、市販されているホイールのエントリーグレードよりも、もっとレベルが低いものが付属しているケースが多いです。

そこでここでは、市販のホイールのエントリーグレードを紹介して、いかに完組みホイールのレベルが高いのかを、理解していただきたいと思います。

【シマノ:WH-RS010】参考価格:¥15,000ロードバイクの性能を上げるための交換に選ぶことは少ないと思いますが、完成車に付属していればラッキーと思って良いレベルです。

1900gですから重い手組ホイールとは一線を画すものですし、シマノのハブは良く回りますので、エントリーとは思えない走りの良さがあります。

【FULCRUM(フルクラム):RACING5(レーシング5)】参考価格:¥34,000

イタリアのホイール専業メーカーの完組みホイールです。

アルミリムでは下から2番目のグレードですが、30万円~40万円の完成車に採用されていたりします。

公表1,645gはエントリーとしては中々ですし、上位モデルの技術が端々に盛り込まれているのでコスパも優れています。

ロードバイクの最初のホイール交換はミドルグレード以上に

エントリーグレードを代表するロードバイクホイールをご紹介しましたが、このレベルは最初の交換に推奨される事は少ないです。

ホイールはスピードやペダルを漕ぐ軽さに直結するので、レベルアップの効果を強く実感出来ます。

ところが、前項で紹介したホイールですと、「軽くなった・速くなった気がする」程度の実感しか得られない可能性があります。

それに対して、1.5円~3.5万円の投資をするのはもったいない気がしますし、恐らくすぐにもっとグレードの高いものに交換したくなってしまうはずです。

しつこいようですが、明らかに今の完成車に付属しているホイールとは一線を画しますから、酷評されるようなものではありません。

あくまでも、劇的な変化が望めないということです。

そのため、最初のホイール交換におすすめされるのは、ミドルグレード以上が多くなり、そこに各メーカーが看板品をぶつけてきています。

エントリーモデルからの交換におすすめのホイールは?①

それでは、エントリーモデルのロードバイクにおいて、最初の交換におすすめしたいホイールを紹介していきます。

(価格は前後セットです)

【CAMPAGNOLO(カンパニョーロ):ZONDA(ゾンダ)】参考価格:¥70,000

こういった趣旨の記事では、紹介されないことがないと言っても良いくらいの、定番中の定番です。

何かに秀でているというよりは、とにかくすべての要素がバランスよくまとまったホイールです。

そのため、広い用途に対応でき、多くのロード乗りを満足させてきました。

まだ、ハッキリとした用途がなく、ロードバイクをオールラウンドに乗っていきたい人には最適です。

【FULCRUM(フルクラム):RACING3(レーシング3)】参考価格:¥76,000

先ほど紹介したレーシング5より、2つ上のグレードになります。

フルクラムはカンパニョーロの子会社なので特性が似ており、よくゾンダと比較されます。

レーシング3の方がリムが硬めで、スポークが動力の鋭い反応を引き出すような組み方をしているので、少しスピードに特化します。

ペダルを漕ぐ感覚が脚にしっかりと伝わってくるので、レースのトレーニング用に使用されることも多いです。

また、硬いということはたわみにくいということなので、脚力自慢の人や体重のある方に向いています。

エントリーモデルからの交換におすすめのホイールは?②

引き続き、エントリーモデルのロードバイクからの交換に、おすすめのホイールを紹介します。

【MAVIC(マビック):KsyriumElite(キシリウムエリート)】参考価格:¥100,000

少し値が張りますが、マビックのホイールにはタイヤとチューブが付属してきますので、その分と考えて良いでしょう。

マビックは、元がリムの専業メーカーでしたので、軽量で強固なレベルの高いリムが特徴です。

ホイールの走りの軽さはリムの重量によるところが大きく、その意味でも走りの軽さは一歩上を行く存在です。

ハブにひと癖あり回転が渋いという評価や、メンテナンスに専用のオイルや工具が必要なので汎用性に欠けるという評価もあります。

しかし、それを加味してもトータルのレベルは高いです。

【FULCRUM(フルクラム):RACINGZero(レーシングゼロ)】参考価格:¥140,000

価格が一気に上がりましたが、こちらはフルクラムのアルミリムのハイエンドモデルです。

アルミリムにアルミスポークの組み合わせは、最強のスピードホイールとも評されます。

私が最初にこのホイールを試したときは「硬い」という印象が強かったですが、慣れてくると余りの加速力の素晴らしさにほれ込みました。

最初の交換ではハードルが高いかもしれませんが、今後レースに参加する予定がある人は思い切っても良いかもしれません。

通販サイトなら、10~11万円で購入できるところもあります。

ホイールは妥協すると後悔する

今回は、エントリーモデルのロードバイクに付属しているホイールを、交換することを考えてみました。

ホイールは交換の効果を強く実感できなければもったいないので、最初の交換であってもグレードには妥協しない方が良いでしょう。

やみくもに高価なものを、というわけではないですが、価格がグレードを表す部分があるのも確かですので、少し奮発するくらいの覚悟が必要ですね。

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