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トレック1番人気のクロスバイク「7.4fx」を振り返る

2018.5.21

トレックのクロスバイクの定番モデルであった「7.4fx」は、2017年より製品名の表記が変わり、これまでの小数点表記ではなくなりました。

今回は後継機と目されている「fx3」を対象に話を進めますが、7.4fxとは仕様が少し違いますので確認が必要ですね。

したがって、変更点なども確認しながら7.4fxも振り返ってみましょう。

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トレックのクロスバイク7.4fxはモデル名が変更

冒頭でトレックのクロスバイク7.4fxは、2016年までの製品名、とお伝えしました。

fxシリーズに振り分けられた数字が「7」で、小数点以下はグレードを表していたようです。

カーボンフレームの「7.9fx」が最上位、「7.0fx」が最下位なので、数字が上がるごとにグレードが上がる図式で、7.4fxはミドルグレードの位置付けでした。

しかしおそらく、ややこしく判然としないという理由から、2017年より現在の表記に変更されました。

2018年モデルは、上位グレードが「fx sports」シリーズとなり、ミドルグレードからが「fx」シリーズに棲み分けされました。

fx sportsはグレードを表す数字が4~6、fxは1~3となり、計6種類の展開となっています。

7.4fxの後継機はfx3ですが、価格が1.8万円ほど安価になっています。

のちほどスペックの確認をしますが、7.4fxの価格帯に2017年より新たなモデルである「Zektor(ゼクター)」シリーズが加わったことで、差別化を図ったものと見られます。

トレックのクロスバイク7.4fxの後継機は「fx3」

トレックのクロスバイク、7.4fxはアルミフレームにカーボン製のフロントフォークを採用しており、これは後継のfx3も同じ仕様です。

フロント3速、リア9速もそのまま受け継がれていますので、基本的な仕様に変更はありません。

そして、何と言ってもこれが受け継がれていないと絶対に後継機とは呼べないのが、トレックの売りである「IsoZone(アイソゾーン)」システムです。

後述しますが、下位グレードのfx2、fx1には搭載されていない技術なので、fx3はこれが継承されていることで、完全に後継機と考えてよいでしょう。

価格は下げたのは、先述した通りゼクターとの折り合いと考えられ、パーツのグレードを微妙に下げて調整している姿が見られます。

特に目立つのがクランクで、「シマノ製」から、安いコストでパーツを製造するのに長けている「fsa」製に変更されています。

変速性能でやや低い評価を受けるメーカーですが、走りに大きなマイナスをもたらすような物ではないでしょう。

また、ホイールやタイヤも少しグレードが下がりましたが、これに関しては正直、7.4fxもレベルが高いものではなかったので、気にすることはありません。

トレックのクロスバイク7.4fxは高い技術が高評価

トレックのクロスバイク7.4fxは、8.8万円でしたので価格面では少し高価なゾーンに入る物でした。

しかし、トレックのクロスバイク全体的に言えることとして、「クロスバイクにそこまでする必要ある?」という技術が採用されています。

その例として7.4fxには、スマートフォンをサイクルコンピューター代わりとして使用できるセンサーが内蔵されています。

走行したルートやタイムを記録できるアプリと連動している物で、クロスバイクには中々採用されていない技術です。

しかも、ステムがサイクルコンピューターやスマホホルダーを直接取り付けられる仕様になっており、連動性の高さを存分に発揮してくれています。

もちろんこれらの機能は、後継機のfx3にも搭載されています。

また、先述した「IsoZone」システムも画期的ですが、搭載されてみれば確かにこんな機能が欲しかったと唸らされます。

フラットバーハンドルの衝撃吸収は、通常はグリップが行うのですが、このシステムはハンドル自体に衝撃吸収材を埋め込み、その上からさらにグリップを被せています。

ハンドルでも衝撃を吸収し、しきれなかった衝撃をグリップが受け止める構造なので、手に掛かる圧力を大幅に軽減してくれます。

このシステムが、現在7万円で販売されているfx3に搭載されているのは、中々のコスパの高さです。

トレックのクロスバイク7.4fxは街乗り車としても!

ここまでトレックのクロスバイク7.4fxと後継機のfx3を確認してきましたが、ここまではスポーツライクな趣味方面のスペックや機能が目立ちます。

しかし、クロスバイクの本分とも言える、街乗り車としての機能性も十分に保持されています。

まずはタイヤですが、現在のトレンドである28c(28ミリ)よりも太い32c(32ミリ)が装備されています。

32cはママチャリよりは少し細めというところなので、スポーツバイクの軽快感は残しつつ、安定感も兼ね備えた絶妙なサイズです。

また、タイヤの性質がMTBの悪路走行性を持ちながら、転がりの良さも求める「センターリッジ」タイプなので、街乗りに最適のタイヤです。

そして、fx3も引き続き泥除け、スタンド、キャリアなどが、取り付けられる台座が数か所に渡って設けられています。

こういった台座がないと、取り付け場所に苦労してしまい、場合によっては付けられない物もありますので、最初から想定されているのは助かります。

7.4fxはトレックの中でも特にボディカラーが豊富

トレックのクロスバイク7.4fxが売れ筋だった証明として、ボディカラーの豊富さが挙げられます。

トレックのクロスバイクはカラーバリエーションが少なく、2018年モデルでもほとんどが1モデル1色が基本です。

しかし、7.4fxも後継のfx3にしても4色の展開になっています。

しかも、黒やグレーが多いトレックにしては、緑や赤、女性専用には鮮やかなスカイブルーまで用意されています。

このボディカラーの展開を見るだけでも、いかにトレックがこのfx3(7.4FX)を特別視しているかがうかがえます。

ボディカラーは性能とは全く関係ないので、性能優先で多少気に入らない色でも選ぶことがあるとは思います。

しかし、洋服など身に付ける物にも共通しますが、気に入らない色の物は段々と満足感が薄れてきますので、意外と早く手放してしまうことにもなりかねません。

それだけにボディカラーは決してバカにしてはならず、バリエーションが豊富なのはそれだけで立派なメリットの一つなのです。

7.4fxもfx3もカスタムできる余地がある

トレックの7.4fxと後継機のfx3を確認してきましたが、用途を問わないオールマイティさが人気の秘訣と感じました。

普段使いの街乗り車としての手頃さがありながら、100キロ程度のロングライドにも対応する走行性能も兼ね備えています。

クッション性がありながら、薄型でペダルを漕ぎやすいように工夫されているサドル。

そして、ズボンやスカートのすそを汚さないためのチェーンカバーなどの配慮も、さすがに細やかなトレックらしい仕事です。

fx3は7.4fxに比べ、少しパーツのグレードが下がっていますので、慣れてくると交換したくなる物もあるでしょう。

しかし、それはごく普通のことであり、カスタムを重ねながら自分なりの1台に仕上げていくのがクロスバイクの醍醐味です。

fx3はその余地を残しているから、これだけの走行性能と高い技術が投入されていながら、7万円で購入できると考えればよいのではないでしょうか。

7.4fxはトレックを代表するクロスバイク!fx3にも期待

今回はトレックのクロスバイク7.4fxを振り返ってみました。

非常にオールマイティさがあり、汎用性の高いクロスバイクであることが改めて分かりました。

後継機であるfx3も基本的な性能と技術は受け継いでいますので、これからクロスバイクを検討される方にも十分におすすめの1台です。

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