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クロスバイクのブレーキワイヤー交換の相場!自分でする方法

2018.3.6

通勤や通学用にクロスバイクを買った後、気になってくるのは管理の方法ですよね。

クロスバイクは一般車、いわゆるママチャリとは異なり、メンテナンスに相応の頻度が必要になります。

今回は、そんなメンテナンスの中でも代表的なものの1つ、ブレーキワイヤーの交換についてご紹介していきます。

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クロスバイクのブレーキの種類と構造

クロスバイクのブレーキのほとんどは、「Vブレーキ」という種類のブレーキが搭載されています。
これは、2本のブレーキアームから成るブレーキで、制動力の強さが大きな特徴です。

構造としては、ブレーキレバーを引くことでブレーキワイヤーが引かれ、それによって左右2本のブレーキアームが動き、ブレーキシューによってリムを挟み込んで制動力を得ます。

このVブレーキというブレーキは、本来、マウンテンバイクに採用されることの多かったブレーキです。

そのため、Vブレーキは26インチのホイールサイズに対して最も適切な制動力が得られるようになっており、ほとんどのクロスバイクのホイールサイズである700cで使用すると、制動力が強くなりすぎる構造になっています。

ですので、クロスバイクで使用されているVブレーキは、通常のVブレーキと比べ、左右2本のブレーキアームの長さが短いものに交換されています。

これによって制動力が落とされて、700cに最適化された制動力を得られるように設計されています。

この、通常のVブレーキのブレーキアームの長さよりも短いブレーキアームを持つものを、「ショートアーム」といいます。

クロスバイクのブレーキワイヤー交換!お店に頼むといくら?

クロスバイクのブレーキワイヤー交換と、それに合わせて行うことの多いブレーキシューの交換。

この2つの作業をプロショップに頼んだ場合、お店にもよっても変わりますが、片側のブレーキでおおよそ3,000円から4,000円、前後のブレーキ共に行った場合は、6,000円から8,000円程度かかるのが相場のようです。

一般車、いわゆる「ママチャリ」と比べて値段が高いように感じるかもしれませんね。

一般車のブレーキシューやブレーキワイヤーよりもスポーツ車のブレーキシュー、ブレーキワイヤーは高い強度と品質を求められるため、パーツの金額がかさんでしまうというのが、高い理由として挙げられます

具体的なパーツの金額としては、最も一般的なシマノの製品で言うと、ブレーキワイヤーが1本500円程度、ブレーキシューが左右2個の1セットで900円程度です。

つまり、プロショップでの支払う代金の内訳としては、消耗パーツ代が1,500円程度、工賃は1,500円から2,500円程度、ということになります。

かかる時間は、お店が混んでいない時で、15分から30分程度かと思われます。

一方、この作業を自宅で行った場合、金額として掛かるのはパーツ代のみですので、プロショップにお願いした場合の半額程度、おおよそ、2,000円で作業が行えます。

時間にしても、初めての方で1時間程度、馴れた方で30分程度と、比較的短い時間で終えることのできる作業ですので、気軽に挑戦できるメンテナンスと言えます。

クロスバイクのブレーキワイヤー交換、自分でするには?

クロスバイクのブレーキワイヤー交換、並びにブレーキシュー交換を自分で行うには、まず、いくつかの工具が必要です。

具体的には、ボルトを緩めるためのアーレンキー、余ったワイヤーを切断するためのワイヤーカッター、ペンチ、千枚通し、この4点です。

また、交換するパーツとして、Vブレーキ用のブレーキシュー、Vブレーキ用のブレーキワイヤー、ブレーキワイヤーのアウターケーブル、この3点が必要です。

金額に関しては、先ほども少しご紹介しましたが、一般的な製品であるシマノ製で言うと、ブレーキシューがおおよそ900円、ブレーキワイヤーがおおよそ500円くらいです。

また、アウターケーブルが500円から1,000円程度ですので、総額で2,000円から3,000円程度です。

これらの消耗パーツは、お近くのプロショップ、もしくはインターネットで手に入れることができます。

ほつれたワイヤーが手に刺さったりすることで怪我をする場合がありますので、作業をしやすい薄手の手袋を着けて作業されることをお勧めします。

手順1 古いブレーキワイヤーとパッドの外し方

では、本題のクロスバイクのブレーキワイヤーの交換方法です。

まずは、古いブレーキワイヤーとブレーキシューを外す必要があります。
この作業には、アーレンキーを使います。

初めに、ブレーキシューの外し方ですが、まずは「バナナ」と呼ばれる曲がったパイプ状のパーツを外します。このパーツは引っ掛けて固定されているだけなので、手で簡単に外せます。

そして、ブレーキシューは、それを留めるボルトをアーレンキーで緩めるだけで、簡単に外すことができます。

この時、ブレーキシューのスペーサーがどのような順で付いていたのか、写真などで撮っておくと良いでしょう。

続いて、ブレーキワイヤーの外し方です。

Vブレーキ本体にワイヤーが固定されていますので、右のブレーキアームに付いているワイヤーを留めるネジをアーレンキーで緩め、ワイヤーを開放します。

ブレーキレバーには「タイコ」と言われる突起で引っ掛けてあるだけですので、アジャスター部分の溝を合わせ、ワイヤーの向きを変えるなどすることで、簡単に抜くことができます。

また、この時、新しいものの長さを調整する必要があるため、ワイヤーのアウターケーブルを捨てないようにしてください。

これらの作業は、前後どちらも同じものです。

手順2 新しいブレーキワイヤーとパッドへの交換

クロスバイクに付いていた古いブレーキワイヤーとブレーキシューを外し終えたら、次に新しいものへの交換です。

まず、先ほど残しておいた古いアウターケーブルの長さに合わせ、新しいアウターケーブルをカットします。
この時、アウターケーブルの両端の穴を、千枚通しできれいに整えます。

次に、ブレーキワイヤー、並びにアウターケーブルを、古いものと同じようにブレーキレバーからブレーキ本体まで通します。

続いて、ブレーキシューをスペーサーが古いものと同じ順序で付いているか確認し、ブレーキ本体に取り付けます。

この時、ブレーキシューはブレーキを掛けたときにリム面からはみ出さずに接触するような位置に取り付けます。

そして、ブレーキレバーが適切な引きしろで握れるような状態でブレーキワイヤーを固定し、作業のほとんどが終わりです。

最後に、ワイヤーの先端が長すぎないようにカットし、ワイヤーエンドキャップを取り付けて終了です。
ブレーキワイヤーやブレーキシューを取り付ける作業に関しても、外す時と同じく、前後共に同じ手順です。

手順3 ブレーキの調整方法と注意点

クロスバイクのブレーキに関して、ブレーキワイヤーやブレーキシューなどの消耗品を交換したら、最後に調整が必要になります。

これは、ブレーキシューが適切にリムと接触するために行う作業です。

まず、ブレーキシューの位置に関して、先ほども少しお話ししましたが、「適切な位置」に取り付けることが重要です。

この「適切な位置」とは、ブレーキを掛けた際に、ブレーキシューがリム面からはみ出さず、かつ、リム面と平行に接触する位置です。

ブレーキシューをリム面に押し付けながら固定することで、この位置が出しやすくなります。

また、左右のブレーキシューが均一にリムと接触することも重要です。

この調整は、プラスドライバーで左右のブレーキアーム側面にあるネジを締めたり緩めたりすることで行います。

ネジの奥にはスプリングが仕込まれており、ネジを締めるとスプリングの力が強まりブレーキアームは外側へ、反対にネジを緩めるとスプリングの力は弱まりブレーキアームは内へと動きます。

左右のスプリングの力がなるべく同じになるようにしながら、ブレーキシューが均一にリムと接触するよう微調整を行いましょう。

ブレーキワイヤー交換が自分でできれば大きな節約!

クロスバイクのブレーキワイヤー交換についてご紹介しました。

自分で行った場合は工賃が掛からず、定期的に必要となるメンテナンスですので、その節約効果も大きいです。

初めは手間取るかもしれませんが、慣れれば難しい作業ではないので、手順を踏まえて挑戦してみると良いでしょう。

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