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アルテグラのホイールをグリスアップして性能を維持!

2017.12.7

アルテグラと言えば、シマノを代表するロードバイク用のコンポーネントです。

2017年に、R8000系にフルモデルチェンジを果たしましたが、当然ながら、6800系もまだまだ人気です。

ホイールも同じ品番で販売されていますが、ハブのベアリングのグリスアップに手間が掛かると聞いています。

そこで今回は、アルテグラのホイールをメンテナンスする話をしていきます。

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アルテグラホイールの型番確認

アルテグラグレードのホイールは、品番で見分けることができます。

今では、オークションサイトくらいでしか見かけなくなったのが、リア10速時代の「WH-6700」です。
もし入手される場合は、11速に対応していませんので、注意が必要です。

ひと世代前は、今でも市場に出回っている「WH-6800」です。
位置付けとしては中位グレードで、他メーカーに多くのライバルがひしめくゾーンです。

カンパの「ゾンダ」、フルクラムの「レーシング3」とは、本当によく比較されています。

現在(2017年9月)アルテグラはモデルチェンジをしましたので、ホイールも新しいグレードのものが投入されています。

重量・価格などの面から、WH-6800の後継と見られるのが「WH-RS500」で、仕様も引き継いでいます。

また、アルテグラグレードに限らず、シマノのホイールはカップ&コーン方式のハブを採用しています。

シールドベアリングとの賛否は、永遠に決着が付かない感じです。

ただ、グリスアップや玉押し調整など、メンテナンスに手間が掛かるのは、カップ&コーンの方で間違いなしです。

アルテグラホイールのハブの実力

ホイールのメンテナンスは、振れ取り・スポークテンションの調整などがあります。

もちろん、今後行っていくことになりますが、最初に行うのは、ハブの分解をして清掃・グリスアップということになるでしょう。

ハブはホイールの回転の要になる部分で、ここの性能によって、ギア○枚分走りが変わるなどと言われたりします。

アルテグラのホイールは中位グレードですが、ハブは上位モデルにも、そのまま使用されているほどのものです。

さすがに、ハイエンドモデルの「デュラエース」とは違いますが、回転の滑らかさを伝える声が多いです。

アルテグラの「WH-6800」は、チューブレスタイヤに対応しているので、リムが少し重くなります。
その分を、ハブの回転力でカバーしているとも言えるのです。

ただ、アルテグラに限らず、シマノのデュラエース以外のハブは、グリスアップなどのメンテがいささか面倒です。

それをしっかりこなせるようなら、特にアルテグラくらいのグレードになれば、十分に満足できるはずです。

アルテグラホイールのハブのグリスアップ手順①

では、アルテグラのホイール「WH-6800」のハブの分解をして、清掃とグリスアップをしていきましょう。

後輪ができれば前輪は簡単なので、後輪から行います。
後輪はまず、カセットスプロケットを外すことから始めます。

専用の工具が必要ですが、もし持っていないようであれば、今後のために購入しておきましょう。

スプロケットを固定しているロックリング外しと、回らないように固定する工具が必要で、合わせて2,000円程度で購入できます。

先端にロックリング外しを装着して、固定工具のチェーンを、適当なギアの所に引っかけて固定します。
あとは、ロックリング外しをモンキーレンチで時計回りに回して外します。

ひとつ注意していただきたいのは、ロックリングがかなりきつく締めこまれていますので、結構力を入れないと外せません。

そのときに空回りして、ギアやスポークに手をぶつけて、怪我をしているケースが本当に多いです。
そのため、軍手をして作業した方が良いですし、ゆっくりと力を込めるようにしてください。

アルテグラホイールのハブのグリスアップ手順②

リアホイールからカセットスプロケットを外すと、アルテグラのフリーホイールが現れます。

フリーホイール側と、反対側の両方の先端に付いているナットを緩め、シャフトを抜きます。
アルテグラのホイールでは、ベアリングのボールは1個ずつ単体で、しかもシールで覆われていません。

そのため、シャフトを抜くと、ボールがぽろぽろと落ちてきます。
ボールは13個あるようなので、失くさないように気を付けてください。

1個でもなくなれば、それだけ回転力が落ちると思っていた方が良いです。

まず、フリーホイールの内部ですが、こちらは分解が難しいとの声が大半を占めています。

そのため、詳しい構造も分からないので、パーツクリーナーなどで洗浄するのも避けた方が賢明です。

とりあえず、ベアリングのボールだけ掻き出して、ウエスなどで汚くなったグリスをふき取り、新しくグリスアップしてボールを置いていけば完了です。

ハブの内部はパーツクリーナーで清掃してから、グリスを盛り付け、またボールを1個ずつ戻していきます。

アルテグラホイールの玉押し調整方法

シールドベアリングなら、ハブの清掃をしてグリスアップをすれば、メンテナンスは終了です。

しかし、シマノのハブは、カップ&コーン方式のため、最後に玉押しの調整が必要です。

アルテグラホイールのハブは、「デジタルアジャストシステム」という、誰でも簡単に調整できるものです。

シャフトの先端に付いている玉押しを回して調整しますが、緩すぎるとガタが出ますし、締めすぎるとゴリゴリした感じになります。

グレードの低いベアリングだと、この調整が上手くいかないのですが、アルテグラはそんなことはありません。

ホイールを回転させながら、ちょうど良い部分を探ってみてください。

あとは、カセットスプロケットを戻して終了です。

ここまで、ハブのメンテナンス手順をご紹介してきましたが、カップ&コーン方式のベアリングは、シールド式のように覆われて守られていません。

そのため、ある程度粘度の高いグリスを使用しないと、グリス抜けが起きやすいです。
こだわる必要はないですが、シマノ純正の「デュラエースグリス」なら、まず大丈夫です。

ホイール以外もグリスアップ!

アルテグラホイールのグリスアップをしただけでグリスがなくなることはないので、この際ですから、他の部分も行いましょう。

ベアリングは回転する部分に使われていますので、ホイールの他には、bb(ボトムブラケット)・ペダル・ヘッドパーツなどが対象です。

足回りの重要性は分かっている人は多いですが、忘れがちなのがヘッドパーツですね。

ヘッドパーツのベアリングは、フロントフォークのコラムの上下に装着されています。

コラムのベアリングは支持しているステムを外し、ヘッドチューブから引き抜いてからグリスアップします。

あとは、上記でご紹介したアルテグラホイールの調整と同じように、ステムの上部に付属しているボルトの締め込み度合いで、玉当たりを調整します。

ハンドルの回転がスムーズじゃないと感じたら、ヘッドパーツのグリス切れの可能性があるので、やってみてください。

また、クランクの付近から異音がする場合も、bbのグリス切れの可能性が考えられるので、確認することをおすすめします。

ホイールの性能はメンテ次第で変わります

アルテグラホイールのハブは、シマノの上位モデルにも採用されているほど、レベルの高いものです。

しかし、そのハブを活かすも殺すもメンテ次第ですから、定期的に行わなくてはいけません。

また、注意事項をいくつか書かせていただきました。

その中でも、カセットスプロケットを外すときのケガと、ベアリングのボールの紛失は、とにかく頻繁に起きるので十分注意してください。

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