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自転車の移動時間は気にせず距離を伸ばすことを考えてみよう

2017.11.26

皆さんは「自転車で10キロ走る」と言われたら、どのように思うでしょうか?

また「40分走る」と言われたらどうでしょう。

実は、これはほぼ同じ意味で、距離と移動時間で言い方を変えただけです。

今回はそんな関係性になる距離と移動時間を、「自転車でどこまで走れるのか?」という観点から見ていきます。

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自転車の移動時間と距離の関係は速度がカギ

小学校の算数で習った記憶がありますが、移動時間(時間)=距離÷速度で計算します。
ちなみに、距離は時間×速度で算出します。

冒頭でお話した10キロの距離を走ることと、40分走ることがなぜ同じ意味と解釈できるかというと、私が自転車の大まかな速度を知っているからです。

自転車と言ってもママチャリですが、大まかな時速は14キロと言われています。

そこで、目的地が約10キロ先と仮定した場合、距離(10キロ)÷速度(時速14キロ)=0.71(時間)となるので約40分ということになります。

こういった関係性が分かっていると、「10キロは遠いなと思っても40分なら行けそうだ」となるかもしれませんし、逆の考え方もまた然りです。

さらに、ママチャリよりもスピードが出るスポーツ自転車なら、時間はもっと短縮されます。
そうなれば、10キロが30分圏内に入ってくることも十分あり得ます。

こういったことを踏まえて今回は、自転車の活動範囲が、実はかなり広いということを知っていただきたいと思っています。

自転車で行ける距離と移動時間は徒歩とは比べものにならない

ママチャリは平均時速14キロと言われています。
では、普段何気なく歩いている速度は、どのくらいなのでしょうか?

不動産の広告などに、よく駅から○○分などと書いてありますが、これは1分間に80m進むことを想定して、計算されているそうです。

あくまでも噂ですが、女性がハイヒールを履いて歩いた結果ともされており、子どもから大人までの平均と考えれば、よい数値かなと思います。

これを時速に換算すると、4.8キロとなります。
こうやって徒歩のスピードを出してみると、いかに自転車が侮りがたいスピードを持っているかが分かります。

移動時間が1時間とすれば、距離にして9キロ以上の差が出ることになります。

これだけ活動範囲に差が出るとは驚きましたが、これが自転車の持つ潜在能力と言ったら大げさでしょうか。

さらには、徒歩で1時間掛かる場所は、自転車なら20分で行ける計算です。

ママチャリは自転車の中でも、最もスピードが出ないものですから、スポーツ自転車なら、その限りではありません。

自転車通勤は移動時間が読みやすい

最近、自転車は通勤の手段として使われることが多くなっていると聞きます。

確かに渋滞が関係ないので、移動時間の計算が立ちますし、満員電車のストレスがないのは魅力的ですね。

まして、ドアtoドアを考えれば電車は駅までの移動、自動車は出庫までの時間が掛かりますから、ロスタイムも多いわけです。

その点、自転車はまたがったら、すぐ出発できますから、機動力も抜群です。

天候には左右されますが、雨風が酷ければ、公共交通機関を使えば良いだけの話ですから、心配する必要はないでしょう。

あとは、どのくらいの距離なら、自転車通勤できる範囲なのかということになります。

個人差もありますが、とりあえず現在の通勤時間を、許容範囲として考えると良いと思います。

東京と大阪の近郊に住む電車通勤をしている人に取ったアンケートでは、通勤時間の平均は、ドアtoドアで1時間だったそうです。

1時間はママチャリで約14キロ圏内ということなので、少し恵まれた通勤環境にある人が対象ということにはなりますかね。

しかし、スポーツ自転車で考えれば、もっと距離は伸びます。
後のことを考えても、まず1時間を目安に始めてみましょう。

自転車に乗ると自然とダイエットになる

さらに、近年のスポーツ自転車ブームの一因とも言われているのですが、自転車がダイエットに適しているという説があります。

ダイエットは脂肪を燃やす必要があるので、有酸素運動が適しています。

有酸素運動は、ゆっくりと呼吸をしながら酸素を体に取り入れて行う運動なので、ウォーキングやジョギングもその仲間です。

しかも代謝を良くするためには、全身運動であることが望ましいとされています。

自転車は足で漕ぐので、一見すると下半身にしか負荷が掛かっていないように思われます。

しかし、自転車を漕ぐときは、ハンドルで車体を地面に押さえつけ気味にするので、上半身にも負荷が掛かっているのです。

そのため、全身を使う意味では、同じ有酸素運動でも、他の運動よりは優位になるんですね。

また、自転車は言ってみれば単なる移動手段ですから、「ダイエットするぞ!」という意気込みは必要ありません。

それでもダイエットに繋がるのが良いところですし、身体に大きな負担が掛からないので、長続きすることになります。

距離や移動時間は意識せず、まず自転車に乗ることが、ダイエットの第一歩と考えてもらうと良いと思います。

自転車での移動距離を伸ばすには?

通勤でもダイエット目的でも、自転車に慣れてくると、移動時間が気にならなくなり、距離を伸ばしたいと思うようになります。

こうなってくると、視野に入ってくるのがスポーツ自転車です。

中でも、通勤やダイエットには、街乗り仕様のクロスバイクが向いています。

ママチャリから機能性をできるだけ省き、走りに特化させていますが、ロードバイクほど本格志向でもありません。

普段使いを意識していますので、前かごや泥除け、スタンドなどが標準装備ではなくても、後付けできるように工夫されています。

また、車体がママチャリよりも4~5キロは軽いので、最初は驚くほどペダルを漕ぐのが軽く感じるはずです。

そして、その感覚こそが、自転車で移動距離を伸ばす、最大の要因になります。

車体の軽さも一因ですが、ママチャリに比べるとギアが多くなりますので、坂の上りなども軽いギアで楽々登って行けます。

クロスバイクを勧めてきましたが、最初に買う1台は少し無理をしてでも、有名なブランドのものを選ぶのが賢明です。

スーパーでも売っているような1万円もしない自転車は、クロスバイク「のようなもの」であって、クロスバイクではありません。

そういったものなら、ブリヂストンやパナソニックのママチャリの方が何倍も高性能です。

最初のクロスバイクは、スポーツ自転車の魅力を存分に感じていただきたいと思います。

有名なメーカーでも、5万円以内で購入できるものもありますので、ぜひ確認してみてください。

自転車で走る楽しみを見つける

自転車で距離を伸ばすことをもう少し考えてみますが、自転車通勤は手段、ダイエットは目的です。

そうなると、ここに「楽しみ」を追加しなくては、趣味になるとは言えませんよね。

ですから、まずは休日などを利用して、普段は電車や自動車で行く場所に自転車で行ってみてはどうでしょうか。

距離や移動時間は決めず、目的地にまず行くことを考えます。

いきなり100キロは無謀ですが、手始めとして「自転車ではちょっと無理かな」くらいの感覚の場所で、ちょうど良いはずです。

私の最初の遠出は、いつも乗っている電車の終点を目的地としました。

距離にして25キロ程度だったと記憶していますが、自転車でここまで来れるものなんだと思って感動しました。

そして、電車でしか来れないと思っていた場所に、自転車で辿り着けたという達成感を味わいました。

それと同時に、電車の中からの景色とは、別の風景を見ながら走る楽しみを覚えました。

距離を伸ばす「コツ」と言ってしまうと大げさですが、まずは無理だと思わないで行ってみることですね。

自転車は思っているよりずっと長時間乗れる!

今回は、自転車での活動範囲を広げることを考えてみました。

自転車は自力でペダルを漕ぐので、どうしても長時間、長距離は無理という先入観があるものです。

まずは、その先入観を打破することが第一歩で、踏み出してしまえば、驚くほど簡単に順応できることが分かるはずですよ。

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