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高速道路を自転車が!?ドイツの自転車事情とメーカーの名前

2017.7.1

ドイツは、公共交通機関の値段が高く、自転車を利用する人が多い国です。
観光でベルリンを訪れると、あちこちで自転車を見かけ、驚かれるかもしれません。

自転車が普及しているため、自転車道も整備されており、自転車用の高速道路まで、できてしまいました。
それって一体どんな道路なのか、気になりますよね。

自転車高速道路についての情報と、今回注目したドイツの有名自転車メーカーをご紹介していきます。

名前からして、早そうなメーカーがそろっていますよ。

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走りたい!ドイツの自転車用高速道路!

自転車用の高速道路!

サイクリストにとって、夢のような言葉ですよね。

渋滞に巻き込まれることも信号待ちすることもトラックと並ぶこともなく、悠々と自転車で走れるとしたら…と考えただけでも、わくわくしませんか。

そんな自転車用の高速道路ができたのは、ドイツの西にあるミュールハイム・アン・デア・ルールです。

2016年に、最初の5キロ区間が開通しました。

かつては工業地帯だったルール地方にある、もう使われていない線路に沿って走らせる予定で、デュイスブルクやボーフムなどを含む、ドイツ西の10個の都市と4つの大学を結ぶ、大変便利な道路になっています。

都会の交通渋滞の解消や、大気汚染への対策としても注目を集めました。
画期的な高速道路を計画した、開発グループの名前は「RVR」です。

同グループのマーティン・テネス氏は、自転車用道路の2キロ圏内に住んでいる約200万人の人たちの通勤・通学に、役にたつだろうと意気込みを語りました。

実際に、多くの人が、颯爽と風を切って走っており、彼らの努力は実を結んだと言えるでしょう。

これを機にますます自転車の利用者が増えるかもしれませんね。

スケールが違う!自転車用高速道路(アウトバーン)

自転車用高速道路の建設費用は、欧州連合(EU)が5割負担したようです。
国をあげての取り組みなのですね。

やはり、エコに対する意識が高いドイツならではでしょうか。
それにしても、完成までにかかる予算は約240億だったそうです。

そこまでして作り上げた自転車用の高速道路、具体的にはどんなものなのでしょうか。

高速道路として生まれ変わる前は、1車線の古い自転車用道路だったようです。

こうしたサイクリングロードでは、木の根っこによって道がでこぼこしたり、道路が急にバスレーンに合流したりするところがあり、問題になっていました。

それを、高速道路に作りかえようという発想がすごいです。

新しい自転車道は幅約4メートルと広く、追い越し車線もあり、地下や高架で交差するのでよく知られている高速道路と変わりありません。

もちろん夜間安全もしっかり確保するために街灯もあり、冬は除雪もされます。

ドイツでは、電動自転車も人気ですから、今後も需要が高まっていくことでしょう。

自転車の高速道路ということで、長く凹凸のない整備された道をスポーツ自転車が飛ばしていく光景を思い描くと、スケールが大きくうらやましく感じます。

余談ですが、ドイツでは高速道路をアウトバーンという名前で呼んでいます。

このような自転車用のアウトバーンが日本にもできたらいいですね。

名前がかっこいい!?デンマークのスーパー自転車道って

実は、こうした自転車用高速道路は、他の国でも見かけます。
例えば、自転車大国であるオランダや、デンマークが有名です。

2017年、気になるニュースを耳にしました。

デンマークで、自転車用のスーパー道路が開通されたというのです。

作られたのは、オーフスという都市で、「スーパー自転車道(Cycle Super Highways)」プロジェクトで進められてきました。

この自転車道はオーフス中央駅からスタートし、新都市開発エリアのリスビャオまで約10kmの距離になります。

オーフスは、地形的に平らなところが多いデンマークの中でも比較的坂の多い街です。
このことが理由で選ばれました。

なぜ、スーパー自転車道という名前になったのかというと、この道にはさまざまなアイディアが盛り込まれているんです。

例えば、通常は電車と平行して走らなければいけない、狭いスペースしか確保できない場所でも、電車の上に自転車用のトンネルを設けてしまおう、というアイディアがあります。

遠回りしなくて済むのに加え、自転車用トンネルへ電気・水道などのライフラインを移すことができ、メンテナンス性が向上し、一石二鳥だというのです。

また、道路に屋根を付け、そこにソーラーパネルを設置したり、小型風力発電の実験を行ったりすることも考えられました。

さらには、屋根に雨水を溜めることで、災害時に役立てることができるというわけです。

建築家のフィリップ・ラスムセンさんによると、最終的に目指すのは、スーツ姿で通勤する人も汗をかかずに快適に自転車で走ることができること、だそうです。

また、屋根に設置したソーラーパネルの電力で風を作り“常に追い風”を実現できるかもしれない、とも考えているようです。

この凄まじい道路を、一度ぜひ走ってみたいものですね。

日本の自転車用高速道路は夢のまた夢!まずはレーンの整備

海外、特にヨーロッパでは、自転車用の高速道路の普及など自転車道の開発が盛んですが、日本では自転車専用道路が普及していません。

サイクリングロードなどはありますが、交通量の多い都市部で、通勤・通学に自転車を使うときに、使える専用道路はほとんどありません。

近年、歩道ではなく車道を走るように定められましたが、車道を走るのはなんとなく肩身が狭い思いをしなければなりません。

かといって歩道を走ると注意されるかもしれませんし、歩行者がいるときは降りて歩かなければならず、不便です。

このような状況の中、増えつつある自転車レーンですが、実は現状快適に使用できるとは言えないのです。

自転車レーンという名前だけ聞くと、いかにも自転車のためだけのスペースのようですが、実は「自転車専用レーン」と「自転車優先レーン」に分かれています。

専用レーンははっきりと「自転車専用」と書いてあり、歩行者や車は通行できません。

こちらはいいのですが、注意しなければいけないのは「自転車専用」の文字が書かれていない自転車優先レーンです。

自転車のマークが書かれているため、誤解されやすいのですが、あくまでも「優先」ということで車もガンガン走っています。

こういうマークを見ると、まだまだ日本は自転車後進国だな、と感じてしまいます。

日本で自転車の高速道路ができたとしても、財政赤字を脱してエコを意識するようになった遠い先のことかもしれません。

ですが、現状を嘆いても仕方ありませんので、次の項から明るい情報を書いていきます。
先ほど注目したドイツの、かっこいい自転車メーカーのご紹介をします。

自転車大国ならではの技術と工夫が随所に光る、ぜひ注目していただきたいメーカーぞろいですよ。

ドイツ自転車メーカー!日本限定の名前の自転車もある

自転車専用の高速道路がある程のドイツですが、どのような自転車メーカーがあるのでしょうか。
自転車先進国の自転車、気になりますよね。

ドイツのメーカーは数多くありますが、筆者が特におすすめするメーカーをいくつか、ご紹介していきます。

・コラテック(CORRATEC)

1990年の創立ですから歴史は浅いのですが、その独自のテクノロジーで注目されているメーカーです。

例えば、MTBの弓型のフレーム形状を開発したり、バッグ形状をより振動吸収性に優れたものにしたり、高級感があるバイクをたくさん生み出しています。

スタイリッシュでカラーリングにもこだわっており、おしゃれなタイプが多いので街のりにもおすすめです。

・ビーディーワン

こちらはスポーツタイプの折り畳み自転車ですが、日本でのみこの名前で呼ばれます。
世界では、バーディーと呼ばれています。

特別な感じがして、いいですね。

自転車の強度をあげるため、フレームを折りたたまずに折りたたむ、従来の形とは違う構造を考案しています。
その軽さと、走りのスムーズさと、コンパクトさのトータルバランスに優れ、世界で大人気の自転車です。

他にもたくさん!ドイツ自転車メーカーの名前をご紹介!

引き続き、ドイツの自転車用高速道路でもよく見かける、自転車メーカーの名前を挙げていきます。

・センチュリオン

この名前の意味は、百人隊長,百卒長というようです。
名前の響きからして強そうな印象があります。

その名の通り、剛健なバイク作りで知られています。

設立されたのは1976年でした。
当初は、日本製のコンポを採用したものもあったようです。

世界に誇る、日本の技術ですね。

センチュリオンはレースで勝てるバイクを目指し開発を進めてきました。
今は、クロスバイク、シティライドも性能のいいバイクが増え、日本でもよく見かけるメーカーです。

・キューブ

こちらは、レース用の自転車をメインに作っているメーカーです。
1993年、Marcus Pürnerさんによって創業されたのですが、彼は当時は学生だったというから驚きです。

今は会社も拡大し、クロスバイクや電動アシスト自転車、ロードバイク、女性用自転車など、幅広いモデルを展開しています。

地元ドイツで設計から組み立てまでのすべての工程を管理し、こだわり抜いた自転車を生み出し続けています。

今回ご紹介したメーカーの他にもまだ、ジャンゴやポルシェバイクス、フェルト、フォーカスなど、有名なメーカーはたくさんあります。

ぜひ、ご覧になってみてください。

自転車先進国の自転車道の開発とおすすめ自転車メーカー

日本では考えられないことですが、ドイツやデンマークなど、自転車がよく乗られているヨーロッパでは自転車の高速道路(アウトバーン)があります。

信号も渋滞もなく、高速で走り続けられるこのような道路は、今も開発がすすめられ、デンマークではスーパー自転車道(Cycle Super Highways)という名前の道路まで整備されました。

サイクリストとしては、うらやましい限りです。

自転車大国、ドイツの自転車メーカーのご紹介もしましたが、気になるメーカーはありましたか?

今後、自転車を選ぶ際に、お役立てください。

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